標準での目安としてください。進学校を受けるハイレベルは、 2年生の終わりに、これらの半分を 大体は終了しているスピードである、とお考え下さい。
月 | 英語 | 数学 |
4月 |
現在完了形と 時制の復習 |
展開・因数分解の発展 |
5月 | 接続詞の発展 | 平方根・二次方程式 |
6月 |
準動詞の発展 |
二次方程式 |
7月 |
関係代名詞 |
二乗に比例する関数 |
8月 |
関係代名詞
分詞・形容詞節 |
二乗に比例する関数
発展問題 |
9月 |
間接疑問文 |
相似と証明 |
10月 |
文法復習 |
三平方の定理 平面 |
11月 |
文法復習と
入試問題 |
三平方の定理 発展 |
12月 |
私立入試問題 |
円
私立入試問題 |
1月 |
公立入試問題
推薦対策 |
私立入試問題 |
2月 |
公立入試問題 |
公立入試問題 |
今、中学3年生になった人が、このページを読んでいるのでしょう。 すると、1年後には高校1年生です。しかし、中学3年生の3学期(つまり今が4月や5月なら、来年の3月のこと)が終わると、 入試や卒業式や高校の入学式などで「激動の1年の始まり」なんです。 ものすごく速いです。 あっと言う間に、1年が過ぎます。
勉強に慣れていない人は、高校1年生の中途で「沈没」「撃沈」「リタイア」すること、 間違いなしです。 そうならないために、中学3年生のこれからを大切にしてください。
英語も関係代名詞や分詞の形容詞的用法、形容詞節などが終了すれば、 とりあえず、英文を読むことはできるので、早め、できれば夏休みには取り掛かることが大切です。でも基礎ができていない人は、基礎からになります。相当がんばらないと、大変ですよ。
ある程度できたら、入試問題に挑戦してもよいでしょう。女の子が男子高の問題を解いても、その逆でも良いのです。もちろん入試問題がそんなに簡単に解けるわけがありません。とにかく1日か2日過ぎたときに、 もう一度解答してみることが大切です。これが実力テスト対策になります。このように余裕を持って学習し始めるためには、 早めに手をつけることが、1年生や2年生の時より、もっと大切です。
ここらあたりから「どうも私には国語力がないなあ」と思える人が、 逆にこれから伸びる人です。積極的に国語の問題にも 挑戦するべきです。国語は日本語で書いてあるから、どこから始めても良いのです。 進学校を受験する人は、古文も解かなくてはいけません。
でも高校入試の問題は、自分には難しいという人には、 当塾では中学入試の問題から始めることもあります。「こんな問題を、小学校6年生が 解いているのか」と中学3年生の人がびっくりするぐらい、結構イケテますよ、進学校の問題は。 嬉しいのは古文がないことと、漢字が少し易しいことです。
最近は「基本的知識がないのが原因で国語がわからない人」が増えました。 私が年を取って、ぐちっぽくなったのかもしれませんが 学力というのは「知っていないとできないこと」と 「知っていても特に影響がないこと」が、 ないまぜになって形成されていることに気がつきましょう。
ただし新聞やインターネットサイトを、あまり頭から信用していいものではありません。うのみはやめて、いろいろな角度からの意見を調べることが大切です。